排卵誘発剤というと、名前通りに排卵を促進する薬です。不妊の原因は色々ありますが、

生理は来ているものの排卵していない「無排卵月経」、

月経周期が異常に長い「希発月経」など、排卵障害に使用されるのが一般的です。

排卵誘発剤には、卵巣を間接的または直接刺激することで、卵胞を育て排卵を起こす効果があります。

そこで、排卵障害がある場合は、ない場合でも、より確実に排卵を起こすため、ホルモンの状態を調整目的で使用される事もあります。

当然、充分な効果を得るためにも、必ずお医者さんの指示に応じて使用してください。

排卵誘発剤の種類や不妊の状態によって違いますが、排卵率は70~80%、妊娠確率は20~40%程度と認可されました。

排卵誘発剤を使うのに適したタイミングがあります。例えば、内服薬であるクロミッドであれば、生理3ー5日目から1日1ー3錠を5日間使ってください。

また、hCG注射薬による排卵誘発の場合、超音波検査等で卵胞の成長具合をみて、産婦人科医がタイミングを見計らって誘発剤を注射します。

排卵誘発剤の種類によって異なるので、事前に産婦人科と相談しておくと安心です。

排卵誘発剤を服用するときのポイントは、「排卵と性行為のタイミングを合わせること」です。

うまく排卵できたとしても、精子と受精できなければ妊娠はできません。そのため、誘発剤を使った治療後、いつ排卵日が来るかは大事ですよ。

内服薬のクロミッドを利用したときは、だいたい服薬後7ー10日後に排卵が起こるのが一般的とされています。

また、クロミッドを服薬した後の基礎体温は低温期に入るため、この低温期の基礎体温が約0.3ー0.5度上昇したタイミングを排卵日としてみてもいいです。

それ以外には、下腹部周囲がチクチク痛むと排卵痛を感じたときもいいタイミングになります。